2018年4月17日に(ユネスコ)から国内9地域目の世界ジオパークに認定されました。
地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいいます。
草花や樹木を愛で、温泉に入り、美味しいものを食べ、海を眺める。
伊豆半島では、そんな暮らしが当たり前のようにできます。
しかし、豊かな自然に恵まれた生活は、未来永劫続くのでしょうか?
人間の無知によって自然環境の破壊が進むこともあるし、人知の及ばない地震や噴火、台風などの大きな地球のパワーによって景観が一変することもあります。
今、私たちの目の前にある海山の姿は、分厚い地球の歴史のたった1コマ。
それでもこの美しい地球の1コマの中で、私たち人間は、何世代にも渡って暮らしを営むことができます。
伊豆半島に住む私たちは、その美しく豊かな1コマの自然を次世代に継承するため、私たちの生活の基礎にある貴重な大地に着目し、「持続可能な開発」を掲げる「ジオパーク」という仕組みを地域経営に導入しています