2018年4月17日に(ユネスコ)から国内9地域目の世界ジオパークに認定されました。

東伊豆の代表「大室山」

標高580m

大室山は伊豆東部火山群 の中でも最大のスコリア丘(きゅう)であり、古くからおこなわれてきた「山焼き」の伝統行事によって、椀を伏せたような山体・地形が見事に保たれています。
山体全体が国天然記念物の指定を受け、山体の保護のため現在は徒歩での登山は禁止されています。山頂へはリフトをご利用ください。
 

約4000年前の大室山の噴火では、スコリア丘ができただけでなく、スコリア丘の麓から大量の溶岩が流れ出しました。伊豆シャボテン公園がある小高い丘は溶岩が流れ出した場所のひとつです。
この溶岩の一部は海に流れ込み、城ヶ崎海岸を作り出しました。

大室山 山頂パノラマ遊歩道

山頂からは天気が良ければ、小室山 一碧湖 などの伊豆東部火山群が織りなすさまざま地形や富士山、大室山の溶岩が作り出した城ヶ崎海岸の景観を楽しむことができます。

スコリア丘が空から降り注ぐスコリアが積み重なってできる様子は、砂時計の砂がたまっていく様子にも似ています。
砂時計の中にできる砂山は、崩れながら大きくなっていきますが、斜面は一定の角度よりも大きくなりません。この角度を「安息角」と言い、砂時計やスコリア丘では30度程度になることが知られています。


南は伊豆七島が一望 360度のパノラマ 北は富士山が目の前に... 山頂はカルデラを廻る一周1時間の散歩コース 標高580m

 
 伊豆高原のどこからみても、お椀をふせたような柔らかな曲線のシルエットが美しい大室山。
 標高580mの山頂に直径300mのすり鉢状の噴火口を持つ休火山で、全山カヤにおおわれています。

 2010年8月5日には、単成火山の典型例として、国の天然記念物に指定されました。

 大室山登山リフトhttp://omuroyama.com/
 ■アクセス:JR伊東駅より15km 車で約30分
 □ バスご利用の場合伊東駅発シャボテン公園行終点または 伊豆高原駅発シャボテン公園行終点下車
 □ タクシーご利用の場合 ※時間等で変更になる場合があります。 
  タクシー会社一覧⇒
  ・伊豆高原駅起点で、中型約2,710円・小型約2,300円
  ・伊東駅起点で、中型約5,450円・小型約4,620円
 □駐車場:無料

リフト(有料)で昇る山頂からは相模湾に浮かぶ大島、伊豆七島から天城連山、富士山、箱根へ続く山並へと360度の大パノラマの眺望をお楽しみいただけます。
噴火口を周回する約1㎞のお鉢めぐりは、眺望をさえぎるものがない実に気持ちの良い散策コースです。
噴火口跡のアーチェリー設備は初心者でも楽しむことができます。

お鉢めぐり。約1kmの道のりです。(伊東のんびり散歩・大室山お鉢めぐり)

季節により色の変わる草山としても知られており、冬の枯れ色から「山焼き」後の黒色、もえ出す若葉のきみどり、夏草の深緑、ススキの銀穂と四季折々の自然を感じることができます。
(伊東のんびり散歩・大室山の四季)

大室山山焼き。山全体を一気に焼いていきます。
大室山の成り立ちは?
 約4000年前の噴火によって、粘り気の弱い溶岩のしぶき(スコリア)や火山弾が火口の周囲に降りつもってできました。
大室山は、伊豆東部火山群のなかで最大のスコリア丘で、山全体が国指定の天然記念物となっています。
大室山のふもとから流れ出た大量の溶岩は、伊豆高原や城ヶ崎海岸などをつくり出しました。

「山焼き」とは、数百年前から農家などで使うカヤを育てるために毎年春先に行われてきた行事で、冬枯れした草に火を放ち山全体を燃やしてしまうというダイナミックな大イベントです。
大室山では、毎年2月の第2日曜日に「山焼き」が行われます。

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